東京の耳鼻科医バムです。
レバレッジは、リスク許容度を超えやすいだけで適切ならば安全です。
レバレッジについてはこの記事も
ヒステリックに「レバレッジ危険!」という人ほど
システマティックリスクを無視している印象ですね。
低労働収入の人ほど「レバレッジはリスクが高い」と思うはずです。(資産規模とは別)
なぜならリスク管理の本質が理解できていないからです。
株式投資内だけでリスクコントロールは不可能です。
システマティックリスクをコントロールせず、非システマティックリスクのみでリスクコントロールしようとするのはギャンブルです。
そのやり方では、天才か強運の持ち主しか結果は出せません。
システマティックリスクのコントロールとは
- 労働収入の拡大(本業)
- ペーパーアセット(株式投資)
- ハードアセットへの投資(不動産、太陽光など)
- ビジネス収入(副業)
- 実物投資(金、美術品、車、時計、貴金属など)
- 債権(国債、社債など)
- 他国通貨(USドル、人民元、ユーロなど)
トータルバランスをとることです。
複数の収入源と資産の分散がリスクコントロールです。
インデックス投資?
それは株式100%で分散ゼロですよ。
株と債権でリスクコントロール?
60:40!たった2種類で分散させたつもりですか?
オールウェザー?
株と債権に金とおまけにコモディティ。
(日本人用オール・ウェザーはポートフォリオお試し君)
ちなみにレイ・ダリオの本物のオールウェザーはレバレッジをかけています。
オール・ウェザー戦略が有名になった本
アンソニー・ロビンスの
「世界のエリート投資家は何を考えているのか」P330を読んでください。
しつこく誰でも儲かるポートフォリオを尋ねるアンソニーに、レイ・ダリオは答えています。
「トニー、そんなに単純ではない。オール・ウェザー戦略では非常に洗練された投資商品を使ったり、資金を借りて投資するレバレッジ手法も使ったりしているからだ」
そうです。
完成されたパーマネントポートフォリオの代表格のオール・ウェザー戦略もレバレッジや先物ありきです。
天才でも強運でもない人は、どうリスクコントロールすればいいのでしょうか?
答えは出ています。
基本はいつでも同じです。
- 労働収入
- ペーパーアセット
- ハードアセット
- キャッシュ
4つのバランスこそがシステマティックリスクのコントロールです。
私は、借金をしてのレバレッジには反対です。
借金以上に余剰資金がある人は、関係ありません。
なぜなら純資産がプラスだからです。
レバレッジそのものに危険などありません。
危険なのは、純資産がマイナスの状況で投資をすることです。
- 住宅ローンが残っているのに、株式投資する人
- 収入が低いのに、フルローンで不動産投資する人
- 信用取引2階建てする人
その投資は純資産がプラスを保てていますか?
純資産がプラスなら、いくらでもリスク=ボラティリティに対応できます。そうただ待てばいいのです。
CFDでもなんでも、資金管理ができていれば安全です。
システマティックリスクのコントロールはハードルが高い?
キャッシュを確保しましょう。
過剰なキャッシュは、機会損失をもたらしますが、年収と同じ金額くらいは生活防衛資金としてキャッシュで確保しましょう。
(投資資金の中のキャッシュポジションという意味ではありません。”絶対”に投資に使わないキャッシュを確保しよう、という意味です。)
それも無理なようではパチンコか宝クジがオススメの投資方法です。
あ、システマティックリスクのコントロールはこちら
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