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これはコロラドのバランスロックです。

リターンはモメンタム×レバレッジ

配当はBDCマニア

CEFマニアの目指すところはバランスです。

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現在のCEFマニアは8銘柄

$BSTの追加が直近のもっとも大きな変化です。

($CCDは別のポジションで大きなサイズをとったので、CEFマニアにも追加してみました😗)

CEF(クローズドエンドファンド)は、銘柄によってそれぞれ戦略が異なります。

BST:BlackRock Science and Technology Trust


BSTの中身は名前通りです。

ブラックロックがハイテクメインでつくるポートフォリオ。それがBSTです。

実際の中身をみてみましょう。

トップ10はこちら。

C3 Aiが4位にある辺りは尖っていますね。
アップル、マイクロソフト、アマゾン、間違いないメンバーで固めています。
人気のSQもあれば、私の大好きなTwillioなんかもトップ10にいます。
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国別でいえばまずまず分散されています。
決してUSオンリーではありません。
Chinaが約10%とUSに次ぐ大きさです。


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CEFはレバレッジをかけていることが多いのですが、BSTはほぼノンレバです。


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2014年10月28日スタートですので、まだ歴史は短いですがSPYはもちろんQQQも余裕でアウトパフォームしています。

5年トータルリターン
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1年トータルリターン
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配当利回りもCEFの中では低めかも知れませんが
4.89%の毎月配当

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BSTとSPYDを比較する


ちなみに高配当ETFで有名なSPYDの配当利回りは4.80%です。
BSTと非常に配当利回りが近いので比較してみました。

*SPYD
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BSTとのトータルリターン比較

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これ以上はコメントしません。

BSTZ:BlackRock Science and Technology Trust II


兄弟ファンドとしてこんなのもあります。
CEFは株式発行枚数が制限されているので、人気が出たり成績がよいと似たようなファンドをつくって売り出します。

BSTZは2019年6月25日スタート
トランプによる米中関係で揺れはするも、強気な時期に作成されたBSTの兄弟ファンドです。

そのため似ていますが、銘柄選定はやや異なります。

BSTZのトップ10

BSTと比較すると面白いかも知れませんね。
比較的に若く小さな銘柄が多いです。
一般的にはあまり見慣れない銘柄もあるかもしれません。

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まだ2年も経っていないので、この先は不明ですがトータルリターンは優秀です。

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ただしこちらはTerm fundです。

暴れん坊の小型グロースに手を出したいとき、このようなCEFでエクスポージャーをとるのも面白いかも知れませんね。

CEFはETFには無い尖ったスタイルのものも多くとても面白いです。

ヘッジファンドやPEに個人で投資するのはハードルが高いですよね。今どき1000万~4000万ドルくらいないと、客として扱って貰えません。

CEFなら100ドルもあればよりどりみどりで好きなファンドに投資が可能です、