東京の耳鼻科医バムが経済的自由についてユルーく考える

東京の耳鼻科医バムが、経済的自由を求めて真面目にオモシロポートフォリオでさまよいます。 真似すると爆損するから気を付けて~!

カテゴリ: 投資

バムです。

正論は正しいがゆえにハードルが高くなります。

お金の増やし方はシンプル

1️⃣ひたすらに働いて稼ぐ。
2️⃣社会的信用を積み重ねる。
3️⃣信用を担保にレバレッジをかける。
4️⃣資産が増えたら投資をする。
5️⃣若いうちから長期間続ける。

r+g>r>g

これだけです。

頂点に到達するのは不可能でも、それぞれをせいぜい上位1%程度まで積み上げた結果、時間はかかりましたが0.01%のウルトラリッチまでは届きました。

しかし時代はとっくに変わっています。

もはや上記のような正論×根性で押し通すのはあまりにも非効率的です。

Just keep Buying

もちろん最低限のタネ銭(投資資金)と日々の生活を担うインカム(給与)は必要です。


"JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則"という本を先日読みました。お勧めの本なので興味があればぜひ読んでみてください。

前半で貯金と投資回すお金のバランスについて詳しく書かれています。

1年間で貯金できる金額>1年間の投資収益なら貯金優先

キモはこれだけです。

例1

年収300万でインデックスに月3万円の積立投資をする。年間で36万円の投資です。さて36万円の投資で1年間にいくら稼げますか?高めに考えて10%とすると1年間の投資収益は3.6万円です。

1年間の投資収益=3万6000円

一方で投資をせずに積立貯金なら36万円の貯金です。

1年間で貯金できる金額=36万円

つまり投資などせずに貯金を優先しよう!
というやり方です。

例2

年収300万でインデックスに月3万円の積立投資をする。年間で36万円の投資です。
しかし先程とは違いすでに500万円インデックスに投資しています。
この時の1年間の収益は(500+36)×10%=53.6万円です。

1年間の投資収益=53.6万円
1年間で貯金できる金額=36万円

ここまで来たら貯金よりも投資を優先しよう!

Just keep Buyingを因数分解する

一旦抽象化し直します。

1️⃣貯金できる金額=入金力
2️⃣投資収益=投資可能資金×収益率

入金力>投資可能資金×収益率なら貯金優先、逆ならば投資優先です。キャピタル狙いでもインカム狙いでも同じです。こだわるなら税引き後で計算しましょう。

ここで出てくるパラメータは3つです
  • 入金力
  • 投資可能資金
  • 収益率
入金力は労働次第なので自分で何とかしてください。
投資可能資金=余剰資金も自分で何とかしましょう。

最後の収益率に関してはアイデアがあります。

3倍レバレッジ×デュアルモメンタム

デュアルモメンタムを使えば少なくとも2010~の13年間にわたってインデックス投資がバカみたいに感じるほどの安全かつ爆益を達成できました。(夫婦共にiDeCoは先進国株式インデックスに毎月積み立てていますのでインデックス否定派でありません。インデックス投資はデュアルモメンタムよりも危険で儲けが少ないだけでとても楽で良い投資スタイルです。)

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もう少しデュアルモメンタムについて知りたい方はぜひ私のnoteを読んでみてください。ブログとは違いできるだけ端折らないように頑張っています。現在は#1~#5までアップしています。

こちらは最新のデュアルモメンタム×セクターローテーションの記事です。参考になればとても嬉しいです😀

収益率を上げてワープしよう

さて私のデュアルモメンタムは過去平均して年利40%オーバーの収益率です。

先程の例で計算してみましょう

入金力36万円に対して、収益率が40%ならば投資を優先するのに必要な投資可能資金は90万円です。

つまり貯金が100万円貯まったら開始できます!

もちろん投資なので減ったり増えたりショボい年もあるはずです。しかしそれはインデックス投資でも同じです。

そのままゆっくり貧乏になるか、前に進むのか?
好きにすればいいけど時間の無駄使いは勿体ないよ。


インデックス投資に向いている人はこういうタイプです。















バムです。

遂に4作目まで書きました~


noteは実質無料でやれるので、あえて有料を混ぜ込んでいます。

なんというかTwitterブログとは違い、有料のものに対してスキや応援して貰えるのは新たな喜びがありますね。

ちゃんと宿題最後までやらなきゃなぁ!



#1は超基本のモメンタム

#2でデュアルモメンタムについて

#3は実戦前の準備として単語帳的な

#4は実践編スタート

#5でモメンタム危ないぞ!と落として

#6で爆益の彼方にいって気持ちよくなって

#7で細かなtips

#8で改めて論文を主体とした知識の共有

#9でバリュー×モメンタム

#10でポートフォリオの中でどうデュアルモメンタムを生かすか

ざっくりそんな流れで考えてます。

全部書いたら薄い本くらいにはなるかな?

応援はしっかり届いております!
ありがとうございます!





バムです。

いま現在、倉庫部屋に清掃に来てますがお昼に頼んだウーバーが来ずに自動キャンセルになりお腹が減りました。

先程ツイッターで外貨定期預金の話をしたので備忘録。

なお全てドルでのハナシ。

1️⃣高利回りの外貨”定期”預金と2️⃣MMFはどちらも中身は米国債です。
他に3️⃣低利回りの外貨普通預金というのもあります。これはただドルに両替しただけのものです。
(定期預金と普通預金は全く別のものです)

今回は1️⃣と2️⃣の話をします。

1️⃣2️⃣は現在5%近い高利回りがうたわれています。

なぜでしょうか?

それは米国債の利回りが金利上昇で上がっているからです。

*2023年7月5日データ
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1年未満のものは5%オーバー。なんと30年ものでも3.86%と驚異的な利回りです。

先にこれが永遠に続くと思うとアカンことを確認します。

金利自体を決めている本人達が来年以降は金利が下がると予想しています。
5%オーバーの金利は長く続かないでしょう。

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そして過去を振り返ります。

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25年間を通してダウントレンドです。短期金利は相当ワイルドに動いていますが長期金利は一貫して低下していました。それが大きくアップトレンドに変わったのが2022年でした。

インフレが、バラマキが、QTが、クレジットリスクが、戦争が、色々な理由を耳にしますがシンプルに考えましょう。

金利は変動するもの&未来は予測できない

これがリアルです。

だったらどうするか?

長期間にわたり資金拘束されてしまう状況は避けましょう。資金拘束されてしまうと逃げ出すこともできなければ、チャンスを掴むこともできなくなります。
少なくとも長期で資金をロックされてしまうものに投資するなら捨ててもいいサイズのお金にしましょう。

(資金拘束のリスクヘッジには溢れるほどの日々のインカムゲインというやり方がありますがこれは別の話)


さて、いつものように面倒になってきたので端折ります^^

結論:大多数の人には2️⃣MMFを勧めます。

前提条件:米国株投資をドル建て可能な証券会社でやっている人

それ以外の人は・・・知らん

私が考える2️⃣MMFのメリットをいくつか挙げます。
  • 資金拘束期間が極端に短い(実質ゼロ)
  • 流動性が高い(約定しないや自己の売買で値が飛ぶ可能性は実質ゼロ)
  • 税金手続きが簡便(特定口座なら実質ゼロ)

逆に1️⃣高利回りの外貨”定期”預金を選ぶシチュエーションも考えてみます。

  • そもそも資金拘束されている=どうしてもその銀行にお金を一定程度キープする何らかの理由がある。
  • そもそも大量のドル預金があってドルのままキープしたい。
  • そもそもアホほど資金があってそんなのどうでもいい。
  • そもそも極端に資金が少ない。
  • とにかく預金という名称がついていれば好きになっちゃうのでしょうがない。

「そもそも実質的に資金拘束されている」というシチュエーションも担保性の問題で思い浮かびます。
資金が少なければドル定期預金もありかもしれません。資金が少ない=利益が少ない=税金関係の手続きがない。
具体的には子ども名義の銀行口座でのドル定期預金などが思い浮かびます。

オシマイ

オマケ

リアルな話をするとMMFはちょっと・・・という場合に一番多いのは「何となく面倒くさい」「何となくよくわからない」だと思います。
あんまり複雑に考えなくても大丈夫です。

MMFとは元本保証の毎月配当銘柄です。
いきなり無配になることはなく安全です。
利回りが下がったら売って別の配当銘柄に乗り換えましょう。
投資信託コーナーで売ってることが多いです。

こんくらいでいい気がする。
変にコストコストと手間暇掛けると面倒くさくなります。とりあえず円貨で買っちゃえばいいんじゃないかな😇

バムです。

久しぶりのブログですね。

先にまとめると

日経平均とドル円レートには相関がありそうだねってハナシ

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青がNIKKEI225
オレンジがUSD/JPY

もちろんそんな単純なハナシでは無いのはわかった上なんだけどさ。


下記は1975年~1995年の月足

バブルの驚異的な成長と崩壊

しかしドル円はひたすらに円高ドル安

(例えば1985年のプラザ合意でドル安が一気に進んだなどの様々なイベントがあるのは常識として説明省略)

つまりバブルが崩壊してもなお日本人はアメリカ人と比較して相対的には豊かになったままだった。


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しかし近年はどうだろう?

もう一度冒頭のグラフを縦軸を%に変えて再掲する

2012年~2023年

さて2012年といえばアベノミクスが始まった年です。
そこから長く強いトレンドが発生しています。
そして2020年に一旦大きな乖離が起きました。
そうコロナショックの2020年です。

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細かな説明は省略します。

ただ現時点の事実だけを振り返ると

日経とドルはどっちでも買ってれば10年で資産2倍になっていましたね。

つまりどっちでもよかったわけです!

ん?本当にそうか?

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ドル円はざっくり2.5倍
SPY(S&P500指数)も2.5倍
つまりSPYを買っていれば2.5×2.5=6.25倍
日経は2倍

さてこの先はどうなるでしょうか。

オシマイ


オマケ1

これじゃわかったような口を利くだけなのでトレンドフォロー的な現実解をシンプルに。

「日経平均vs円建てSPYのトレンドの強い方にのっかる。」

オシマイ

オマケ2

「円資産とドル資産を半々で保有する」

オシマイ

要はバランスです。

円資産には人的資本=円で貰う給与(労働による生涯年収として)を含みます。持ち家があればそれも円資産です。将来貰える年金も円資産です(私は除外していますが^^)。

ペーパーアセットだけで考えれば「日経平均vs円建てSPYのトレンドの強い方にのっかる。」でよいでしょう。トータルで考えるなら「円資産とドル資産を半々で保有する」も悪くないです。

ほとんどの日本人では人的資本を考慮するとペーパーアセットにおいては圧倒的に米国株の比率が上がるはずです。

私は金融資産のほとんど(80%以上)がドル資産です。しかし実物資産はほとんど(90%以上)が円資産です。労働収入は100%が円です。

確かにどこかでドル高から一気にドル安になる時期がくるでしょう。しかしその時に円高ドル安とは限りません。ドル安円超安パターンも想定しましょう。

日経4万、ドル円170円

さてどっちを選びますか?

私は全然わからないので効率が悪化するのを納得した上で両方にベットしてます。




バムです。

ちょっと気になるツイートを見たので自分メモとして

最初に減価のハナシ。

レバレッジによる減価は金利によるので、当然金利が高い今は減価も大きく、金利が低い時には減価も少なくなるはずです。このあたりはシータでもtime decayでも減価でも細かな定義はおいておいて一定です。つまり金利高はレバレッジにはマイナスです。しかしながら長期投資で減価の話をする人はいません。マイナス金利でなければコストで必ず負の影響になるからです。

要はリターンの話をした方がいいです。

では金利が下がるとどうなるでしょうか?

めちゃくちゃ単純化してみましょう。

デュレーションが20年として現在より金利が3%下がれば1.03^20=1.8倍にTLTの価格は跳ね上がります。TMFならそれの3倍だから約5.4倍ですね。

逆に金利が3%上がればその逆数となります。
つまりTLTは1/1.8=-44.4%、TMFは1/5.4=-81.5%になります。

*もちろんこれは単純化してますのでコストや途中の値動きクライシスアルファなどの不合理な値動きは無視したものです。ただ雰囲気はわかるはずです。

1回金利を確認します。
普段見ないUS20Yを

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どこでもよかったんですけど3%上がったここを使います。

2020/9/3-2023/3/8

長いですけど今後Fedが金利を3%下げるならこれくらいかかるかも知れません。(リセッションで早まるかもしれないけどね)

さっさと行きましょう。

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あれ😗

予想ではTMFはざっくり計算よりも深掘りしてて、ほーら危ないぞ~って言うつもりだったんですけど。
計算通りに-81%じゃないですか!

じゃあ金利が3%下がれば計算通りに5.4倍になるかも知れませんね😇

最後にいつものportfolio visuallizerで確認してみましょう。

債券だからまずは再投資なしで

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うーんと配当金入れてもどっちもどっちかな・・・

配当再投資バージョン

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辛うじてTLTはプラス

CAGR 3.36% Stdev 13.47% Max drawdown -41%

14年間で1.5倍かぁ、物足りません。

余程の金持ちが安いコストでレバかけてトレードするなら別です。

もしくは生債券を割安時に良いクーポンで償還まで保有する(デフォルトリスクは流石に低い)

TLTやTMFはあくまでトレードするものであって、ポートフォリオの一部に分散投資として加えるもののようです。


オマケ

じゃあどうするかの話をしましょう。
14年間で11.7倍。
何をやってるかはわかるものも載せときます。

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バックテストはマボロシ

ただし同じ机上の空論でも何も出さない奴はクソダサいもんなぁ😇

なおこんなのリアルでやったら心がへし折れるから無理。

じゃあ更にどうするか?

そういうハナシ。

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