東京の耳鼻科医バムが経済的自由についてユルーく考える

東京の耳鼻科医バムが、経済的自由を求めて真面目にオモシロポートフォリオでさまよいます。 真似すると爆損するから気を付けて~!

カテゴリ: 時事雑記

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2024

Q1 +1,573
Q2 +43,112
Q3 +27,045
Q4 -2,313

Total +694,171,380


バムです。

しばらく前には医者の給与が高いから診療報酬を減らすという話をよく目にしました。特に開業医が稼ぎすぎだそうです。

この議論ではそもそも前提条件である”年収”のデータは比較に使えません。

理由は日本は累進課税だからです。

まずファーストステップとして税引き前年収ではなく、手取り収入で比較するのが議論をスタートさせる前の準備として必要です。

そして
1️⃣地方独身子ども部屋おじさん
2️⃣東京既婚子ども3人両家の親に仕送り持ち家おじさん

この両者を比べても意味がないです。

等価可処分所得ではまだ足らないのでこんなイメージをしてみました。

修正等価可処分所得=手取り家計年収(業を含む労働所得)ー居住費(家賃or住宅ローン)ー収入のためのローン費用(開業医なら開業ローン、不動産賃貸業なら不動産ローンなど)


配当金などの権利収入関係は?となりますが不労所得なので除きます。

簡単にまとめると

「手取り収入ー負債支払」を基準とします。

等価可処分所得にするために、家計人数(生活の面倒をみる人数)をルートしたもので割ります。

独身なら1
夫婦なら√2で1.41
夫婦+子ども2人なら√4で2
夫婦+子ども3人+両家の両親4人に仕送りなら√9で3

修正等価可処分所得で平均的な開業医を考えてみる。

開業医だとどうなるでしょうか?
夫婦+子ども2人、住宅ローンと開業ローンありにしてみましょうか。設定は東京で夫の1馬力、住宅は安く見積もって1億1%35年ローン、開業は6000万1%10年ローンとします。まあ数字はざっくりで。

開業医の額面年収は2800万としてみます。

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これは月収233万円です!

では計算してみましょう

まずは手取り収入にしてみましょう。
こちらのサイトを利用させていただきました。

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開業医なので雇用保険は入れません。
40才以上なので介護保険料も加わります。

手取り月収は142万2860円

住宅ローンにいきましょう


ところで今は変動金利で0.45%!?安いですね。
前述で1%としていた金利は0.45%で計算します。

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住宅ローン返済額は25万8482円

次は開業ローンですが手抜きで住宅ローンの計算で使ったサイトで6000万×10年×1%(こちらは住宅ローンではないので1%)

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開業ローン返済額は52万5624円

とりあえず計算しましょう。

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開業医の真の可処分所得は63万8754円

(年収で766万5084円です)

さて夫婦+子ども2人なので√4=2で割って等価可処分所得を求めてみましょう。

年収2800万の開業医の等価可処分所得は……31万9377円。

手取り月収32万と同等の稼ぎだと判明しました。

では逆に手取り32万の独身子ども部屋おじさん(サラリーマン)の年収はいくらでしょうか?

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だいたい額面で月給41~42万

額面年収で500万です。

さあわかりましたね。

年収2800万の家族持ち開業医の裕福さとは、年収500万の独身子ども部屋おじさんと同じ。



もちろん一概には言えませんし、穴はボコボコです。

ただ開業医の年収とサラリーマンを比較するようなアホよりは実態に近いと思います。

結論はシンプルです。

何かを比較するときには条件を揃えましょう!



条件が異なるものは単純比較できません。

オシマイ。

バムです


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2023年は3月にバンクショックでBDCは一瞬ダメージを受けましたが復活。
モメンタム系は年初から爆益でした。
為替の変動もあり去年のダメージも完全に癒えました。

ありがたいことにATHです。

なお独自のやり方として負債がある不動産は価値ゼロとし扱っています。過去記事をどうぞ


今年はどうなることやら。



バムです。

拾いものの画像なので出展も真偽も不明です。

追記:出展がはっきりしましたので追記します。


法務省犯罪をした者等に関する基礎資料
https://www.moj.go.jp/content/001222536.pdf


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これはIQと犯罪率を表したグラフだそうです。
男性の犯罪者の19.5%がIQ70未満であった。
そのようにグラフを読みます。

一見するとIQが低い人は犯罪率が高そうに見えますが、どうなのでしょうか?

今回はChatGPTに聞いてみます。

まずIQとは何でしょう?

Screenshot_20230907_215120_ChatGPT

なるほど、IQとは同じ年代の人同士の中での認知的スキルの総合力なんですね。

5才の時にIQ120とは、5才児の中では優秀だった。
あくまで同じ年代の中での序列とのことです。

知ってました^^

次にこのように聞いてみました

Screenshot_20230907_215423_ChatGPT

なるほど。続けて質問してみます。

Screenshot_20230907_215549_ChatGPT

これでおおよその雰囲気がわかりましたね。

それでは表にしてみます。

Screenshot_20230907_220556_Sheets

ちょっとこれは恐ろしいですね。

IQが低いと犯罪率は極端に上がるようです。

注目したのはIQ90-99のいわゆる真ん中よりちょい下層のむしろ普通によくいる層であっても犯罪者率は479%=4.79倍と著しく高くなっています。

むしろ個人的にはこれが非常に怖かったです。

なお、頭書で述べたように前提となるグラフがどのようなデータから作成されたものか不明です。
(もし出所となる元データをご存じの方がいれば教えてください)

またChatGPTは下記のように注意をしてくれました。

Screenshot_20230907_215604_ChatGPT

オシマイ

おまけ

私は「無知は罪」と考えていましたが今後はノーコメントとします。
女性はnが男性の1/10だったので計算していません。

ところでどのような種類の犯罪なんですかね?
犯罪といってもそれなりに種類がある気がします。
殺人や暴行等と投資詐欺や万引きでは、肉体的な暴力行為の有無からみると大きく性質が異なる気がします。

気になるなぁ。

おまけ2


ソース載せてくれているのに恥ずかし^^
気付きを頂きありがとうございました。

バムです。


このツイートのリンク先を読んでみて、少し考えを。

価値と価格について再考

まず価値と価格は全く別のベクトルで評価するものだと考えています。そして価値とは極めて主観的なものであって、個々人にとっては重要ですが共通認識を構成する要素にはなり得ません。(特に現代のような情報が安く大量に入手できる時代においては価値感はより多様化しているはずです)

価格の話

価格はレアリティーで決まります。

例えば材料の原価率が高いから価格が高いというならば、それは原材料のレアリティーが高いからです。
職人の手が掛かっているから価格が高いなら、それはその仕事ができる職人のレアリティーが高いからです。
なお需給とも密接に関わりますが後述します。

レアリティーとは量に依存します。

数が多いものは相対的に価格が下がります。

私が最近noteに書いているデュアルモメンタムにも通じますが、相対的(他のものより安くなる)に価格が下がるか、絶対的(以前より安くなる)に価格が下がるのとどちらかもしくは両方が起こります。

しばらく前に価格が高騰して話題になったポケモンカードもそうでしょう。また古くはチューリップバブルがよい例でしょうか。

レアリティーだけなのか。

もちろんそんなことはありません。なぜなら量=レアリティーとは限りません。レアリティーが価格に影響を及ぼすのは、そのレアリティーが多数に認知された時のみです。

もし私が目の前の紙にサインをしたら、それは世界に一つだけのものです。しかし価格はゼロもしくはマイナスになることすらあるでしょう。

なぜならレアリティーの評価基準は相対的なものだからです。認知されていなければ、比較対象に上がらないためレアリティーは判定されません。
レアリティーが高いという共通認識がなければ価格形成にはつながりません。これは需給が動く根本の一つです。

インフレと金利について

先程のブログで書かれていましたが、今のところ主流派正しく見えるそうです。金利を上げる行為が何につながるかといえば借金のコストが上がります。要は金を借りにくくなります。借金はゼロからお金を産む錬金術です。より正確に言えば「信用というマボロシの価値」に対して「与信という現実の価格」をつけます。それによってマボロシのお金が倍々ゲームで増えていきます。以前は銀行(古くは金利をとる金貸し)の独壇場でした。しかし会社が直接社債を発行することもあります。近年であればクラウドファウンディングもそうでしょうし、そういえばクレジットカードも借金ですね。

金利を上げればマボロシのお金が増える速度を減らせます。そしてマボロシのお金を直接減らすのがQTです。
よって金利による影響は時差があり、かつ弱いです。
そのため極端な水準まであげ、限界を超えてから急落します。これは構造上のタイムラグによるものです。

もちろんこれを避けるために様々なテクニックがあるはずですが、テクニックで本質を変えることは不可能です。あくまで速度と大きさの調整に留まるでしょう(それは凄く大事なのですが)

商売について

レアリティーを使って価格を上げるテクニックが広告です。認知と供給のギャップが価格差を生みます。
ゆえにレアなものを保有している人は、気付かぬままに”自慢”をします。なぜなら他者に見せびらかしてこそレアリティーが高まり価格が保てるからです。そしてレアリティー高いものを保有している自分の価格も含まれます。なお価値の話はしていません。

価値に重視をおく人は他者にはいちいちアピールしません。価格にはあまり興味が無いからです。客としては悪くないですが、このタイプは商売には役に立ちません。

為替について

これは過去ブログに書いたので省略。

日本について

クイズです。

1️⃣金利が5%上がる
2️⃣インフレ率が10%上がる
3️⃣円安が15%すすむ

”日本の政治家”ならどれを選びそうですか?
パーセントの数字は好きなものに置き換えてください。

オシマイ



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