東京の耳鼻科医バムが経済的自由についてユルーく考える

東京の耳鼻科医バムが、経済的自由を求めて真面目にオモシロポートフォリオでさまよいます。 真似すると爆損するから気を付けて~!

カテゴリ: SPXLとTMFで超簡単3倍レバレッジ

バムです。

私は3倍レバレッジドETFの夢を忘れていません🤩

TQQQ(ナスダック100の3倍レバレッジ)
×
TMF(長期米国債の3倍レバレッジ

最小分散ポートフォリオを改めて確認します。
(毎月リバランス)

期間は2010年4月~2020年1月(約10年)

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CAGRは44.48%
Max Drawdownは-21.17%
Sharpe Ratioは1.66

驚異的な成績です。


しかしこの1年あまりは、コロナショックから米国株が驚異的な復活を遂げたにも関わらず冴えません。

2020年1月~2021年3月を確認します。

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なんと実はこの1年3カ月間のリターンはSPY(=VOO)に負けています!!

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毎月のリターンをみます
2020年2月~4月のコロナショック時には明らかにワークしています。
しかし徐々に陰りを見せ、今年はもうどうしようも無い状態です。

なぜワークしなくなったのか?


シンプルですね。

TMFがヘッジとして役立たずになりました。
昨年から米国債はずっと下降トレンドです。
トレンドに逆らっても勝てません。

TMFはブル3倍です・・・ブルが下降トレンド・・・

images (27)


ブルがダメならベアがある。

TMVベア3倍の登場です。

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あれ?
そんなに単純じゃないですね🤔
TMFがダメならTMVうまくいきそうでしたけどイマイチです。
もしやTQQQがイマイチなのかもしれません。

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おー!やっと3倍レバレッジらしくなってきました!

TQQQ
SPXL
TMF
TMV

それぞれのリターンを見てみましょう。
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コロナショックのタイミングで大きく上昇したのはTMFオンリー。
他はすべて下降。

4月以降、株式は上昇トレンドを形成しTQQQは一気に上昇していきます。

7月頃からはTMFは下降トレンドに入ります。

しかし9月に入りTQQQはぐっと下げ、戻すもジリ下げ。

その間にもジワジワとSPXLは上昇。

そして目立ちませんがTMVは7月以降上昇トレンドを形成していました。

やはり1年3カ月の短い間にも明らかなトレンド変化が見てとれます。

TQQQ+TMFが長期間ワークしていたのはたまたまかもしれません。

しかし最小分散ポートフォリオのユニバースを2つ→4つに増やした結果、最近の変化に遅れながらも適応できたようです。

トレンドやモメンタムを利用する際には、ユニバースを拡げることにより現在の相場に適応できるかもしれません。

過去にワークしていたアイデアがうまくいかなくなったとき、握力という思考停止で盲信的に続けるのがベストとは限りません。

柔軟に適応しましょう。



オマケ

ユニバースをもう少し増やすとこんな感じ

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後付け?
そうですね、後付けかもしれません。
だから公開しません。

さて分散投資の基本はなんでしたっけ?
相関の低いアセット(戦略)を組み合わせることが分散投資です。

基本に忠実がパフォーマンスよかったっていうハナシ。






バムです。

前回の結果のおさらい

新しい相棒を捜せ!

2019年1月~6月の成績から
メインとヘッジを2銘柄選ぶ
2019年7月~9月のリターンを確認する

ただしそのままじゃ面白くないので
weekly MV portfolioでやってみます。
この期間での結果は
1位 TECL+TMF(ブッチギリでプラス)
2位 TECL+VIXM(TECLオンリーよりグッド)
3位 TECL+SPXS(マイナスで論外)
4位 TECL+VIXY(マイナス拡大で最悪)

詳しくは前回記事を

それでは予定通り期間を変えてみましょう。

今回は1年後。コロナショックを挟みます。

2020年1月~6月の成績から
メインとヘッジを2銘柄選ぶ
2020年7月~9月のリターンを確認する
*weekly MV portfolio
まずはメインを選ぼう

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ん・・・。かなりダメージ受けていますね・・・。
ブルから選ぶので唯一プラスに戻っている
メインはTQQQで決まり。

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TQQQと「この期間(*重要)」に負の相関があるのは

  • VIXY
  • VIXM
  • TMF
  • SPXS

さて考えずに4人の相棒を全部チェックしましょう!

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SPXSはダメ🆖

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VIXYはダメ🆖

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VIXMは🆗。
でもTQQQ単体よりリターンは低下。

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TMFも🆗。
でもTQQQ単体よりリターンは低下。

冴えない結果になってしまいました。
結局ヘッジなど不要とういうかムリなのでしょうか・・・

いやいやリスクを減らすためにヘッジするんでした!

ヘッジはリスクを減らす

ということで、リスクから眺めてみましょう!

Sharpe ratioとSortino ratio
リスクリターンの指標のド本命はsharpe ratioです。
リスクオンリーならSortino ratioがより参考になります。(Sortino ratioは下方リスクのみ考慮)

TQQQオンリー 4.08

SPXS -2.38
VIXY -0.07

VIXM 9.18🆗

TMF 2.94

どうやらVIXMはリターンそのもの低下しましたが、リスクヘッジとして一定の役割を示しているようですね。

改めて一番最初のメイン銘柄を決めるために使ったリターンの一覧を見てみましょう。

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今回はSortino ratioに注目します。

1つだけモンスター級のSoritino ratioの銘柄があります。

VIXMのSortino ratioは140.66


もしかするとここにヒントがあるのかもしれません。

*さて前回のヘッジ銘柄でSortino ratioが高かったのはなんでしょうか?

バムです。

3倍レバレッジETFを使ったポートフォリオはいまだに有効です。

TECLやSOXL分割され買いやすくなったいまは、新たに3倍レバレッジポートフォリオを始めるよいタイミングですね。

しかし2019年の3倍レバレッジの大躍進で、ブームに飛びつき高値でスタート。
2020年のコロナショックでバイ&ホールドや狼狽売りしてしまった人はかなりダメージ喰らったのではないでしょうか?
その後の爆発的な上昇で、バイ&ホールドで含み損の人はいまやゼロなはずです。

いいタイミングかと思います。

今日は具体的に。

過去記事を読んでいる前提で一気にいきます。
もし分からなかったら、先日の記事のリンクから過去記事を読んでください。ちなみに全てネタが現在もワークしていますのでご安心を。

やることは簡単。

メインの投資対象を決める(3倍ブルレバレッジETF)
ヘッジのアセットを決める
その比率を決める
これを繰り返す

この際にヘッジとなる新しい相棒を捜そうというのが今回のシリーズです。(過去の相棒はTMFやVXX)

portfolio visualizerを使ってやりましょう。

とりあえずバックテストから

新しい相棒を捜せ!


2019年1月~6月の成績から
メインとヘッジを2銘柄選ぶ
2019年7月~9月のリターンを確認する
ただしそのままじゃ面白くないので
weekly MV portfolioでやってみます。

まずはメインを選ぼう

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シンプルにリターン イズ ベスト
TECLに決定!

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次にヘッジの相棒を選ぼう。
(相関ゼロはないので)負の相関がある銘柄から選びましょう。

今回はボラティリティ軍団を分けました。
VIXY(短期)、VIXM(中期)、(*VXXは短期)

TECLと「この期間(*重要)」に負の相関があるのは
  • VIXY
  • VIXM
  • TMF
  • SPXS

さて考えずに4人の相棒を全部チェックしましょう!

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期間はこちら。

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マイナス!SPXSはダメ🆖

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マイナス!VIXYもダメ🆖

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お!合格!TECL単体よりりたーんは向上。
VIXMは🆗

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ワオ!素晴らしい!
TECL単体よりリターン向上です。
TMFは🆗

👿👿👿

ってこれは2019年のネタじゃないですか!

(まあVIXMをHIBLの相棒に使ってる画像をこの前出したからネタバレしてるんだけど)

ということでこれがイケてるのか?
同じ条件(同じ規準で銘柄選別)で違う時期で確認しましょう。

先にヒント

この時ってヘッジが効いているんじゃなくてさ。
TMFもTECLも上げトレンドだった。
長い長いトレンドのフォローをしているだけ。

ただそれだけだったんじゃないですか???



Screenshot_20210304-005755_My Stocks Portfolio

(TECLのリターンは10345%=103倍)
バムです。

昨日の続きで久しぶりに3倍レバレッジETFを使ったポートフォリオについて

3倍レバレッジETFとは
リターン3倍、リスク3倍

上げ相場は最強⤴️
下げ相場は最弱⤵️
(ブル3倍)

減価とか金利とか細かいハナシはしません。

がっつり儲けたいですよね🤑🤑🤑

でもがっつり儲けて、がっつり減ったらメンタルがすり減るだけです。

3倍レバレッジにはヘッジが必要


解決方法は色々あります。
メンタルに影響しない小ロットにする。


→これじゃ率は稼げても額が稼げません。

10万を10倍の100万にするより、100万を2倍の200万にしたほうが儲かります。
底で買って、天井で売る。


→無理だろ?それができるなら3倍とはいわず10倍いきましょう^^

頭と尻尾をくれてやるトレードは失敗することもあります。
バイ&ホールドに徹する


→それは本末転倒。

それだとボラでメンタル折れる。耐えられても単純なロスカット戦略にリターンで負けてます。握力というなのマゾプレイです。(3倍レバレッジのハナシ)
ヘッジをする


→やっとたどり着いた^^

じゃあ何でヘッジするの?これについては過去に色々書きました。

理想は相関ゼロの10~20銘柄で作る分散ポートフォリオ。

現実は負の相関があるアセットを見つけてシンプルな2銘柄のポートフォリオ。

つまりヘッジです。

株式のヘッジはシンプルです。
ショート(or ベア)かボラティリティ。
オプションを使ってグリークで説明しなくても大丈夫。

TMF(長期米国債券の3倍ブル)
VXX(VIX指数連動)

このあたりの検討は過去記事を参照してください。

あれから随分時間はたちました。


次回は具体的な銘柄を使いましょう。

バムです。

ちょっと質問があったんで答えます。

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私はいまこんな感じです。

相変わらず色々やっています。

記事を書かなくなった→興味が減った→安定して儲かるからネタがない。

ただそれだけです。

爆損したり失敗するとモチベーションが高まりますが、なんの問題もなく手間も掛からないのはね。

その点、BDCは楽しいですね。

一人ポートフォリオ、個別株の粋とも言える最高の投資アセットだと勝手に思っています。

BDCは「ハイリスク×ローリターン×高配当」の微妙な存在です。

しかしうまくコントロールできれば「ミドルリスク×ミドルリターン×高配当」に化けます。

縛りゲーみたいなもので、最初からBDCマニアはマゾですね。

最初はシンプルで、すぐにお金が増えるやり方をお勧めします。

もう散々やったので今日はここまで。

気が向いたら最新版の3倍レバレッジETFを使ったポートフォリオのハナシを書こうと思います。

ちょうど昨日TECL、SOXL、ちょっと前にTQQQなんかが分割されて単価が下がりました。

改めて3倍レバレッジポートフォリオを始めるにはいいタイミングかと思います。

基本はここから

次はこちら

今日のポートフォリオの原点はこのシリーズ



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